2005年 07月 05日
アオミドロを振り返ってみて |
今まで書いてきたブログの中で”ミドロ”と言う単語を検索してみました。一番最後に出てきたのが6月28日のブログで”ミドロが目で見て減っている”と言うコメントを最後に復活しています。逆に一番最初に出てきたのが5月28日のブログで、ミドロにやられた水草の話しに触れています。振り返ってみると1ヶ月で回復している訳ですが、そこまでのプロセスには毎日の様に手でミドロ駆除作業を行いそれでもダメって事でリセット→ミナミヌマエビ100匹投入と言う過程を経て、今の健全な状況があります。とは言えその過程に関してはほぼ毎日更新のブログの中で逐一記載しているので、今更どうでも良いのですが、今回はミドロ発生の原因を自分なりに分析してみました。もちろん憶測なので、絶対にこれが原因だ!って断定は出来ないのですが恐らく下記に記載するうちの複数件が重複した結果、今回のミドロ大発生に結びついたのだと思われます。
1.多めの新規水草投入&飼育失敗
具体的にはトニナ・ウアウペスの大量投入&大量失敗を意味します。単純に水草を大量に入れただけではココまでにはならなかったと思います。水槽内の1/5程度のスペースに新しい水草を投入し、その飼育に失敗したため、結果的に失敗を認識し、水槽から取り出すまでの約2週間は光合成を行わないデッドスペースが水槽全体の1/5もあった訳で、これでは無駄に明るいだけのスペースにミドロが発生しても不思議ではありません。
2.高光量の添加
36wのPL管を2本点灯させており、一般的な蛍光灯20w×4本よりは断然明るいと思います。当然ですが健全な飼育環境下では問題ないのですが・・・。
3.施肥量の増加
ソイルがこなれてきた事もあり、1ヶ月に一度はイニシャルスティックを適量、根部分に入れていたのですが最後の時期は単純にソイルの上に置いていました。(これはコケに対してマジで良くないらしいです)また、新しい水草が入った事でカリウム・鉄分の補給も増やした記憶があります。
4.初期症状の軽視
一番最初にミドロをみかけたのはブログに問題点として書く様になる、遥か数週間前だった記憶があります。つまり初期症状が出ていた時点で、その後爆発的にミドロが増えて毎日ミドロ駆除作業をしていた時の様なマメな対応を取っていれば、ミドロの初期状態で対処できたかもしれません。
5.コケ対策用生体の不備
ミドロ発生前は南米水草を飼育しつつCRSの繁殖を目論んでいました。当初はCRSが20匹前後いたと思いますが、60センチ水槽にCRS20匹程度でコケ対策としては全然役不足です。
6.水替えペースの減速
ミドロ発生前は週に一度1/3程度の水替えをしていたのですが、オークションで水草を購入した出品者の飼育環境が、水替えは3ヶ月に一度程度で、あとは足し水のみと言うコメントに感化されて、突然水替えペースを落とした記憶があります。今になって考えてみれば、生体数等を全く考慮しておらず、生体やエサの食べ残しから出るアンモニア等の有害物質を軽視していた。
原因から考える対処方法
1.新規に大量に水草を入れる場合は、コケ対策用の生体を万全に用意し、いつも以上に水替えに気を配る。
2.コケの前兆の見逃すな!勢いに乗った奴ら(ミドロ)を自然の力で減らすのは非常に大変(ってか無理?)
3.施肥量、施肥手段は冷静に!添加量に自信が無いときは少なめに入れて週単位で様子を見ながら増やすべし!
4.新規水草導入時は最低限のトリートメント(目で見て解かるコケの駆除)は行うべし! 一般的にミドロは他からの進入が多い(らしい)
主な対策は事前に手を打つ事です。うちでは複数の水槽があった為、まだ救われますがCRSのみを1本の水槽で飼育している場合、ミドロ駆除用にミナミヌマエビなんて入れてしまったら、CRSの繁殖率は劇的に低下するはずです。特に水草水槽を始めようと思っていらっしゃる方や、初心者の方には一読頂き参考にして頂ければと思います。
1.多めの新規水草投入&飼育失敗
具体的にはトニナ・ウアウペスの大量投入&大量失敗を意味します。単純に水草を大量に入れただけではココまでにはならなかったと思います。水槽内の1/5程度のスペースに新しい水草を投入し、その飼育に失敗したため、結果的に失敗を認識し、水槽から取り出すまでの約2週間は光合成を行わないデッドスペースが水槽全体の1/5もあった訳で、これでは無駄に明るいだけのスペースにミドロが発生しても不思議ではありません。
2.高光量の添加
36wのPL管を2本点灯させており、一般的な蛍光灯20w×4本よりは断然明るいと思います。当然ですが健全な飼育環境下では問題ないのですが・・・。
3.施肥量の増加
ソイルがこなれてきた事もあり、1ヶ月に一度はイニシャルスティックを適量、根部分に入れていたのですが最後の時期は単純にソイルの上に置いていました。(これはコケに対してマジで良くないらしいです)また、新しい水草が入った事でカリウム・鉄分の補給も増やした記憶があります。
4.初期症状の軽視
一番最初にミドロをみかけたのはブログに問題点として書く様になる、遥か数週間前だった記憶があります。つまり初期症状が出ていた時点で、その後爆発的にミドロが増えて毎日ミドロ駆除作業をしていた時の様なマメな対応を取っていれば、ミドロの初期状態で対処できたかもしれません。
5.コケ対策用生体の不備
ミドロ発生前は南米水草を飼育しつつCRSの繁殖を目論んでいました。当初はCRSが20匹前後いたと思いますが、60センチ水槽にCRS20匹程度でコケ対策としては全然役不足です。
6.水替えペースの減速
ミドロ発生前は週に一度1/3程度の水替えをしていたのですが、オークションで水草を購入した出品者の飼育環境が、水替えは3ヶ月に一度程度で、あとは足し水のみと言うコメントに感化されて、突然水替えペースを落とした記憶があります。今になって考えてみれば、生体数等を全く考慮しておらず、生体やエサの食べ残しから出るアンモニア等の有害物質を軽視していた。
原因から考える対処方法
1.新規に大量に水草を入れる場合は、コケ対策用の生体を万全に用意し、いつも以上に水替えに気を配る。
2.コケの前兆の見逃すな!勢いに乗った奴ら(ミドロ)を自然の力で減らすのは非常に大変(ってか無理?)
3.施肥量、施肥手段は冷静に!添加量に自信が無いときは少なめに入れて週単位で様子を見ながら増やすべし!
4.新規水草導入時は最低限のトリートメント(目で見て解かるコケの駆除)は行うべし! 一般的にミドロは他からの進入が多い(らしい)
主な対策は事前に手を打つ事です。うちでは複数の水槽があった為、まだ救われますがCRSのみを1本の水槽で飼育している場合、ミドロ駆除用にミナミヌマエビなんて入れてしまったら、CRSの繁殖率は劇的に低下するはずです。特に水草水槽を始めようと思っていらっしゃる方や、初心者の方には一読頂き参考にして頂ければと思います。
#
by takashi_kk88
| 2005-07-05 23:03
| コケ対策